佐々木 信一郎  (ささき しんいちろう)

モンテッソーリ発達支援者養成コース長

広島大学大学院人間社会科学研究科博士後期課程在籍。うめだ・あけぼの治療教育職員養成所にて、モンテッソーリ治療教育士取得。ミュンヘン小児センター(ドイツ連邦共和国)にてAMIディプロムを取得。(3-6ディプロマ、および特殊教育ディプロマ) 発達支援センターうめだ・あけぼの学園、日本モンテッソーリ教育綜合研究所主任研究員兼附属「子どもの家」副園長、社会福祉法人聖母愛真会こじか「子どもの家」発達支援センター園長を経て、現在、同法人 理事長、こじか保育園園長。日本モンテッソーリ協会(学会)会長。福島大学非常勤講師。

著書に「子どもの潜在能力を101%引き出すモンテッソーリ教育」(講談社+α新書)、「発達障害児のためのモンテッソーリ教育」(講談社)、共著書に「発達支援学:その理論と実践 育ちが気になる子の子育て支援体系」(協同医書出版社)等がある。共訳書に ローレ・アンデリック著 「モンテッソーリ インクルージョンへの道 「実践のための実践による考察」(ロギカ書房)モンテッソーリ教育の障害児への適応論文で、日本愛護協会ほほえみ奨励賞受賞。

高橋 純一 (たかはし じゅんいち)

2013年東北大学大学院文学研究科博士後期課程を修了後(博士(文学)の学位取得),国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所博士研究員(日本学術振興会特別研究員(PD))を経て,現在,福島大学人間発達文化学類准教授。専門は,特別支援教育,認知心理学。「認知の多様性とその理解」について研究を進めており,特に感覚・知覚・認知の多様性に関する実証研究,障害者差別やインクルーシブ教育に関する理論研究などを展開している。最近は,アファンタジア(aphantasia)といって心的イメージが形成しにくい事例についても検討を行っている。

主な業績として,「アファンタジア:イメージのない世界で生きる(北大路書房)」,「Differences in the efficiency of pattern encoding in relation to autistic-like traits: An event-related potential study(Journal of Autism and Developmental Disorders)」,「子どもの行動に対する肯定的捉え直しが発達障害幼児の保護者の養育スタイルに及ぼす影響(障害理解研究)」など。日本基礎心理学会優秀発表賞(2008年,2011年),日本認知心理学会優秀発表賞(2012年)。

佐々木 景 (ささき けい)

東北福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科卒業。中学・高校・特別支援学校教諭免許を取得する。発達支援センター うめだ・あけぼの学園、日本モンテッソーリ教育綜合研究所 附属「子どもの家」、社会福祉法人聖母愛真会こじか子育て支援センター障害児対策部門を経て、現在、同法人 こじか「子どもの家」発達支援センター園長。

共著に、「発達の気になる子の療育ハンドブック」日本知的障害者福祉協会、「モンテッソーリ教育を土台にした障害幼児の給食指導,愛護,NO408,臨時増刊,ほほえみ賞入選論文集がある。2018年、「発達が気になるこどものためのモンテッソーリ教育」で日本モンテッソーリ協会(学会)よりルーメル賞受賞。